「えへへ、私と祐一さんから」 突然そういって差し出された似顔絵(?)を、香里は口許を綻ばせながら受け取った。 勿論今日が何の日かは解っている。絵のモデルは彼女自身であり、妹が悪戦苦闘する様を目の当たりにしていたから。 それは兎も角。 「で、ど…
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