誕生日

「君はタイムマシンでここに来たんだね」
「あ……」

ことみが瞳を見開いた。
信じられないというように、俺のことを見据える。
俺はただ、言葉の続きを待つ。
そして、ことみが口を開いた。

「それは禁則事項なの」
「……」

脳髄まで侵されてる今日この頃。正直スマンかった。
ま、それはそれとして誕生日おめでとう。